保険会社に支払うお金の全部が貯蓄に回るのではなく、毎月の掛け金の中には保障の為のお金も含まれています。では学資保険の掛け金(保険料)はどう決まるのでしょうか?

1. 会社を運営する為の予算(予定事業率)
保険会社もれっきとした会社です。保険会社は私たちが支払った保険料で成り立っていますが、この中には従業員の給料、電話代から会社で使う経費までもろもろの費用が含まれています。この予算の割合を予定事業率といいます。
2. 死亡する人に支払うための予算(死亡予定率)
たとえ掛け金を半年しか払い込んでいない人にも、それが一億円の契約なら死亡時には1億円の保険料を支払わなくてはなりません。
しかしどのくらい死亡者が出るかは保険会社としては未知数です。
そこで過去の統計を元に、保険金として支払う額はこれくらいであろうとはじき出します。
この予算の割合を予定死亡率と言います。
3. 株式や債券で儲ける予定の利率(予定利率)
私たちが払った保険料の一部で、保険会社の運用担当は他の会社にお金を貸したり、
株式や債券を買ってお金を運用しています。
いくら利益が出せるかは保険会社の腕次第ですが、この利益をある程度予測して利率分は予め保険料から割り引いてくれます。この運用の利率を予定利率といいます。
保険料は1.予定事業率、2.予定死亡率、3.予定利率の3つの予定率に基づいて決められていますが、収入(みんなが払う保険料の合計)と支出(支払う保険金や経費)はほぼ同額。
とはいっても足りなくなると困るので私たちは多少多めに払っています。
